一般的なコーナー部分の角度は90度なんですが・・・
家主さまより、傾斜が付いた土間部分に風除室を取付けしたいとのご相談があり、現地調査に向かいました。実際に取付を希望される場所を見た所、引戸で出入りする正面側土間の左右の勾配が9cmほどあり、なおかつ、玄関側の壁面から延びる所と正面側の接合部の角度が137度という変則的な納まりになる事が分かりました。新設する風除室内の土間の勾配は新しい引戸の下端までモルタルを充填し、外部の勾配部分はアルミ部材で仕上げる旨をお伝えし、工事を行う事となりました。
製作用に再度入念な採寸を行いフード材を加工、組立して取付が完了しました♬正面引戸は外部からの段差が少ない右側から出入りしていただく事で、つまづく心配も少なくなりました。屋根からの落雪がある場所にはアルミパネルを用いることでガラス割れの心配もありません。
こちらは、別アングルでのビフォーアフターです♬
こちらは、玄関ドアを正面から見た角度のお写真です。どのように様変わりしたのでしょうか・・・
軒天の木枠に沿った角度で正面側の引戸が付いている様子がよく分かると思います。家主さまは毎年向かいの林からの落ち葉が玄関前に吹き溜まり清掃に苦労しておられた様子で大変喜んで下さりました。今回はL型と言われる風除室でしたが、様々な納まりに対応致します。お気軽にご相談ください♬